「せっかくセサミを買うなら、WiFiモジュールも一緒に買うべきかな?」
最近、周りからこんな相談を受けることが増えてきました。セサミスマートロックに関するWiFi機能の情報って、種類が多くて少し複雑ですよね。僕も最初は、別売りのモジュールが必要なのか、それとも本体だけで十分なのか悩みました。実は、あなたのライフスタイルによってはWiFi機能が必須になることもあれば、逆にBluetoothだけで十分なケースもあるんです。
この記事では、賃貸でのスマートホーム化を実践している僕が、セサミスマートロックのWiFi接続に関するメリットや、つながらない時の対処法までをわかりやすく解説します。自分にぴったりの使い方を見つけて、もっと便利な生活をスタートさせましょう。
記事のポイント
- WiFi機能がないとできないことと追加することで実現できる便利な機能を解説
- 自分の生活スタイルにWiFiモジュールやHub3が必要かどうかをチェック
- 接続設定の手順やつながらない時によくある原因と解決策を網羅
- 公式モジュール以外の代用方法や最新Hub3との違いについても紹介
セサミスマートロックのWiFi機能でできることと必要性
セサミスマートロックは、本体を購入しただけではインターネットに接続できません。ここでは、WiFi機能を追加することで具体的に何が変わるのか、そしてそれが本当にあなたに必要なのかを深掘りしていきます。
WiFiなしでの利用制限とBluetooth機能
まず大前提として、セサミスマートロック本体はBluetooth通信をメインに設計されています。これはバッテリー持ちを良くするための仕様なんですが、つまり「スマホと鍵が直接通信できる距離」でしか操作できないということです。
WiFi環境がない場合(本体のみの場合)、できることは基本的に以下の通りです。
- 玄関の前(Bluetooth圏内)でのアプリ解錠・施錠
- オートロック機能の利用
- 履歴の閲覧(ただし、スマホを持って鍵に近づき同期したタイミングのみ)
- セサミタッチやタッチProを使った指紋・暗証番号解錠
WiFiがないと、外出先から「鍵閉めたっけ?」と確認したり、職場から鍵を開けたりすることはできません。また、AlexaやGoogle Homeなどのスマートスピーカーとの連携も不可となります。
「家の前でスマホを取り出して開けるだけで十分」という方であれば、実はWiFi機能なしでも全く問題なく快適に使えます。
WiFiモジュールやHub3で拡張できる機能
では、別売りの「WiFiモジュール2」や最新の「Hub3」を追加するとどうなるのでしょうか。これらは、セサミ本体(Bluetooth)と自宅のルーター(WiFi)をつなぐ「中継機」の役割を果たします。
これらを導入することで、セサミがインターネット常時接続状態になり、機能が一気に拡張されます。
| 機能 | WiFiなし | WiFiあり(Hub3等) |
|---|---|---|
| 遠隔操作 | × 不可 | ○ 可能 |
| 状態確認 | × 不可 | ○ リアルタイムで確認可能 |
| 通知 | × 接続時のみ | ○ リアルタイム通知 |
| 音声操作 | × 不可 | ○ Alexa/Siri/Google対応 |
特に最新のHub3は、ただの中継機ではありません。赤外線リモコン機能も内蔵しているので、外出先からエアコンをつけたり、テレビを消したりといった操作もこれ一台でできるようになります。さらに「Matter」という新しい規格にも対応しているので、Appleのホームアプリなどでもスムーズに管理できるようになるのが大きな特徴です。
外出先からの遠隔操作や通知のメリット
僕が実際に使っていて「WiFiがあってよかった!」と一番感じるのは、やはり遠隔操作とリアルタイム通知です。
例えば、こんなシーンで役立ちます。
- 出勤途中に「あれ、鍵閉めたかな?」と不安になった時、アプリで一瞬で確認・施錠できる。
- 友人が先に家に着いてしまった時、職場から遠隔で鍵を開けてあげられる。
- 家事代行サービスや家族が鍵を開けた瞬間、スマホに「解錠されました」と通知が届くので安心。
地味ですが最強のメリットがこれです。WiFi接続があると、アプリを開いた瞬間に接続される「Always Connect」が機能します。Bluetooth接続だと鍵の前で数秒待たされることがありますが、WiFi経由だとそのタイムラグがほぼゼロになります。
自分の使い方にWiFi機能は必要か診断
「便利そうなのはわかったけど、追加コストをかける価値はある?」と迷っている方のために、簡単な診断を作ってみました。以下の項目に当てはまる数が多いほど、WiFiモジュールやHub3の導入をおすすめします。
WiFi導入おすすめ度チェック
逆に、「一人暮らしで直帰するだけ」「オートロックさえあればいい」という方は、まずは本体だけで運用してみて、必要性を感じてから後でHub3を買い足すというスタイルでも全く遅くありません。
モジュールの代用は可能?Nature Remo活用
ここで少し裏技的なお話ですが、「WiFiモジュールは公式のものしか使えないの?」という疑問を持つ方もいると思います。実は、スマートリモコンのNature Remo(ネイチャーリモ)の一部機種を使ってセサミを操作する方法も存在します。
Nature Remo 3やNature Remo mini 2などは、Bluetooth機能を搭載しており、Nature Remoアプリ経由でセサミを連携させることができます。もし既にNature Remoを持っているなら、わざわざセサミ専用のモジュールを買わなくても、遠隔操作ができるようになる可能性があります。
ただし、公式のHub3に比べると以下の点に注意が必要です。
- 設定が少し複雑になる場合がある
- 機能の更新やサポート体制は公式ハブの方が手厚い
- Always Connectのような「接続速度の向上」は公式ハブの方が最適化されている
基本的には公式のHub3を使うのが最も安定して多機能ですが、手持ちのデバイスを活用したい方はNature Remo連携も検討の余地ありです。
セサミスマートロックのWiFi設定とつながらない対処法
ここからは、実際にWiFiモジュールやHub3を導入する際の設定手順と、よくあるトラブル「つながらない」問題への対処法を解説します。実は、ここが一番つまずきやすいポイントなんです。
アプリを使ったWiFi接続の基本設定手順
設定は基本的にセサミアプリだけで完結します。大まかな流れは以下の3ステップです。
- ラベルモジュールをコンセントに挿す
Hub3ならType-Cケーブル、モジュール2ならUSBアダプタを使って電源を供給します。LEDが点滅していることを確認しましょう。
- ラベルアプリでモジュールを追加する
セサミアプリの「新規デバイス」から対象のモジュールを選びます。ここで自宅のWiFi情報を入力します。
- ラベルセサミ本体と連携させる
モジュールの登録ができたら、そのモジュールの設定画面から「セサミを追加」を選び、近くにあるセサミ本体(鍵)とペアリングさせます。
この「WiFiにつなぐ」作業と「セサミとペアリングする」作業の2段階があることを忘れないでくださいね。
最新Hub3と旧モジュール2の設定の違い
現在販売されているメインは「Hub3」ですが、以前の「WiFiモジュール2」を持っている方もいるでしょう。設定時の大きな違いは対応周波数と端子です。
Hub3の特徴
USB Type-C接続で、サイズが非常に小さいです。Matter対応設定などが追加されていますが、基本的なWiFi接続フローは同じです。赤外線リモコンとして使う場合は、家電に向けられる場所に設置する必要があります。
WiFiモジュール2の特徴
USB Type-Aプラグ(オス)が直付けされている形状です。コンセントの向きによっては設置しにくいことがあるので、フレキシブルなUSB延長ケーブルなどがあると便利です。
WiFiにつながらない原因と2.4GHz設定
「手順通りやったのにWiFiにつながらない!」というトラブルの9割は、WiFiの周波数帯が原因です。
セサミのデバイスに限らず、多くのIoT機器は2.4GHz帯のWiFiにしか対応していません。
ご自宅のルーターには「SSID-5G」と「SSID-2G」のような2種類の電波が飛んでいませんか?スマホが「5G(5GHz)」の方につながった状態で設定を進めると、うまく接続できないことが多いです。
必ずスマホを2.4GHz帯(遅い方、遠くまで届く方)のWiFiに接続し直してから、設定作業を行ってください。また、最近のメッシュWiFiなどで「バンドステアリング(自動切り替え)」がオンになっていると、接続に失敗することがあります。その場合は一時的に機能をオフにする必要があります。
ペアリング失敗時のリセットと再登録方法
もし設定の途中でエラーが出たり、モジュールのLEDが変な色で光ったままになったりした場合は、迷わずリセット(初期化)を行いましょう。
リセット手順
- Hub3やモジュール本体にある小さな穴(リセットボタン)を、クリップなどで数秒間長押しします。
- LEDの色や点滅パターンが変わったら指を離します。
- アプリ上から、もし中途半端に登録されたデバイスがあれば削除します。
これで工場出荷状態に戻ります。電子機器の不具合は、再起動とリセットで直ることがほとんどです。僕も何度もこれで助けられました。
接続が不安定な場合のルーター環境見直し
「つながるけど、よくオフラインになる」という場合は、設置場所の問題かもしれません。セサミ本体(Bluetooth)とモジュール、そしてモジュールとWiFiルーターの位置関係を見直してみましょう。
- セサミ本体 ⇔ モジュール: 5メートル以内(障害物がないのが理想)
- モジュール ⇔ WiFiルーター: 通常のWiFiが届く範囲
モジュールは、セサミ本体となるべく近いコンセントに設置するのが鉄則です。玄関近くにコンセントがない場合は、モバイルバッテリーでの運用や長い延長コードの利用も検討してみてください。
まとめ:セサミスマートロックのWiFi活用で快適に
今回は、セサミスマートロックのWiFi機能に関する情報をまとめて解説しました。WiFi環境をプラスすることで、セサミは単なる「スマホで開く鍵」から、「家のセキュリティをどこからでも守れるツール」へと進化します。
Hub3などの導入には数千円のコストがかかりますが、日々の「鍵閉めたっけ?」という不安から解放されることや、スムーズな解錠体験が得られることを考えれば、十分に投資する価値があると僕は感じています。まずはご自身の生活スタイルと照らし合わせて、必要かどうか検討してみてくださいね。


