賃貸の床DIYは置くだけ!カビやズレを防ぐ失敗しない施工術

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賃貸物件の床を自分好みに変えたいと考えたとき、原状回復ができるかどうかが最大の壁になりますよね。そんな悩みを解決してくれるのが、接着剤を使わずに置くだけで施工できるフロアタイルです。しかし、手軽に始められる一方で、設置後にカビが発生したり、歩くたびに床材がずれるといったトラブルに悩まされるケースも少なくありません。

特に畳の部屋や湿気の多い場所では注意が必要ですし、ニトリなどで販売されている安い製品と高機能なものの違いも気になるところ。そこで今回は、賃貸での床DIYにおける置くだけタイプのメリットやデメリット、そして後悔しないためのおすすめの選び方について、僕なりの視点で詳しく解説していきます。

記事のポイント

  • 置くだけフロアタイルの具体的なデメリットとカビ対策
  • ニトリ等の安い製品の選び方とおすすめポイント
  • 原状回復を前提としたズレない貼り方の手順
  • 畳の上に施工する場合の必須注意点

賃貸の床DIYは置くだけタイプで手軽に実現

賃貸のお部屋でも、床の印象を変えるだけで劇的に雰囲気が良くなりますよね。ここでは、接着剤を使わない「置くだけ」タイプのフロアタイルを導入する前に知っておくべきデメリットや、特に注意したい湿気対策、そして製品選びのポイントについて解説します。

置くだけフロアタイルのデメリットと後悔

置くだけタイプのフロアタイルは非常に便利ですが、導入前に知っておかないと後悔するデメリットがいくつかあります。僕が特に気になったのは「重さ」と「価格」、そして「隙間」の問題です。

まず、しっかりとした質感のフロアタイルは、ズレを防ぐためにある程度の重量があります。そのため、持ち運びや施工時の取り回しが意外と重労働になりがちです。また、クッションフロアなどのシート状の床材に比べると、一枚あたりの単価が高くなる傾向にあります。

注意点

季節による温度変化でタイルが伸縮し、継ぎ目に「隙間」ができることがあります。この隙間にゴミが溜まると掃除が大変になるだけでなく、そこから水分が入り込む原因にもなります。

これらのデメリットを理解した上で、それでも得られる「本物のフローリングのような質感」や「原状回復の手軽さ」にメリットを感じるなら、置くだけタイルは最高の選択肢になります。

湿気によるカビ発生のリスクと対策

賃貸で床DIYをする際に最も恐ろしいのが、既存の床とタイルの間に発生するカビです。置くだけフロアタイルは通気性が低いため、湿気が逃げ場を失い、床下でカビが繁殖してしまうリスクがあります。

特にキッチンや洗面所などの水回りに施工する場合や、コンクリート直貼りの物件などは注意が必要です。一度カビが生えてしまうと、退去時に高額なクリーニング費用や修繕費を請求される可能性もゼロではありません。

<strong>YUTO</strong>
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施工する前に、既存の床とフロアタイルの間に「防カビシート」を挟むことをおすすめします。これ一枚で安心感が全然違いますよ!

また、日頃から部屋の換気を徹底し、除湿機を活用するなどして、湿気を溜め込まない環境作りを意識しましょう。

安いフロアタイルのおすすめ製品

予算を抑えたい場合、ネット通販などで安いフロアタイルを探すことになりますが、安さだけで選ぶと失敗の元です。僕がチェックしているポイントは、「表面の耐久性」と「裏面の滑り止め加工」です。

あまりに安価な製品だと、表面のプリントが剥げやすかったり、裏面の滑り止めが弱くてすぐにズレてしまったりすることがあります。6畳で1万円を切るような激安製品もありますが、長く住む予定なら、少し予算を上げてでもレビュー評価の高い製品を選ぶのが無難です。

価格帯特徴
激安(数千円〜)クッションフロアに近い質感。薄くて軽い。
中価格帯(1.5万〜)表面の凹凸加工がありリアル。耐久性もそこそこ。
高価格帯(3万〜)本物の木材や石材に近い。重量がありズレにくい。

サンプルを取り寄せられるショップも多いので、まずは実物を手に取って質感を確認してみるのが一番の近道ですね。

ニトリの置くだけフロアタイルが人気の理由

DIY初心者にとって、ニトリの置くだけフロアタイルは非常に魅力的な選択肢です。その最大の理由は、「実店舗で質感を確認できる安心感」「入手性の良さ」にあります。

ネット通販だとどうしても色がイメージと違ったり、質感が想像より安っぽかったりするリスクがありますが、ニトリならお店で見て触って確かめられます。また、もし枚数が足りなくなっても、すぐに買い足しに行けるのは大きなメリットですよね。

デザインも日本の住宅に馴染みやすいナチュラルな木目調が多く、変に浮いてしまう心配がありません。価格と品質のバランスが取れた、失敗の少ない優等生的な製品だと言えます。

畳の上に置く場合の注意点

和室を洋室風にしたいというニーズは多いですが、畳の上に置くだけフロアタイルを敷くのは最も難易度が高いDIYの一つです。なぜなら、畳は「調湿作用」を持っており、常に呼吸をしているからです。

その上に通気性の悪いフロアタイルを敷き詰めると、畳が呼吸できなくなり、内部に湿気がこもってカビやダニの温床になる危険性が非常に高くなります。また、畳は柔らかいため、上に家具を置くとタイルごと沈み込んでしまい、接続部分が外れたり割れたりする原因にもなります。

どうしても畳に敷きたい場合

必ず「防ダニ・防カビシート」を敷き込み、定期的にタイルをめくって換気をする覚悟が必要です。また、家具の脚の下にはプレートを敷いて圧力を分散させる工夫も忘れずに。

賃貸の床DIYで置くだけ施工を成功させる方法

製品を選んだら、次はいよいよ施工です。ここでは、原状回復をしっかり守りつつ、プロが施工したように綺麗に仕上げるための具体的なテクニックを紹介します。

<strong>YUTO</strong>
YUTO

ちょっとした一工夫で、仕上がりのクオリティが大きく変わりますよ!

タイルがズレるのを防ぐ固定テクニック

置くだけタイプの最大の悩みである「ズレ」を防ぐには、壁際まで隙間なく敷き詰めることが基本ですが、それだけでは不十分な場合があります。僕のおすすめは、要所要所をテープで固定する方法です。

ただし、床に直接強力な両面テープを貼ってしまうと、退去時に糊が残ってトラブルになる可能性があります。そこで活躍するのが「マスキングテープ」です。

まず床にマスキングテープを貼り、その上から両面テープを貼ってタイルを固定します。これなら、剥がすときはマスキングテープごと綺麗に剥がせるので、原状回復も問題ありません。特に人の通りが多い出入り口付近や、家具を置かない広いスペースの中心付近は、この方法で固定しておくと安心です。

原状回復できる具体的な貼り方の手順

綺麗に貼るためには、いきなり端から並べ始めるのはNGです。部屋の壁は意外と歪んでいることが多いので、端を基準にすると全体が斜めになってしまうことがあるからです。

貼り方手順
  • ラベル
    基準線を引く

    部屋の中心を測り、十字にマスキングテープなどで基準線を引きます。

  • ラベル
    仮置きをする

    基準線に沿って、接着せずにタイルを並べてみます。端にくるタイルの幅が極端に細くならないよう、位置を微調整します。

  • ラベル
    敷き詰める

    位置が決まったら、部屋の中心から外側に向かって敷き詰めていきます。

  • ラベル
    端の処理

    最後に壁際の隙間に合わせてタイルをカットし、はめ込みます。

この手順を守るだけで、仕上がりのプロっぽさが格段に上がります。面倒でも「仮置き」は絶対に省略しないでくださいね。

施工前の掃除と下地処理の重要性

早く敷きたい気持ちはわかりますが、施工前の掃除こそが最も重要な工程と言っても過言ではありません。床に髪の毛や小さな砂粒が残っていると、タイルの裏面に噛み込んで浮きの原因になったり、歩くたびに「ジャリッ」という不快な音がしたりします。

掃除機を丁寧にかけるのはもちろん、固く絞った雑巾で水拭きをし、油分やこびりついた汚れもしっかり落としておきましょう。

完全に乾燥させること

水拭きをした後は、床を完全に乾燥させてください。湿気が残ったままタイルを敷くと、カビの発生原因になります。

端や細かい部分を綺麗にカットするコツ

フロアタイルDIYで一番の難関が、壁際や柱周りのカットです。ここを綺麗に処理できるかが、完成度を左右します。

壁際のタイルをカットする際は、定規で長さを測るよりも、「現物合わせ」の方が失敗が少ないです。貼りたい場所に新しいタイルを重ね、その上に定規代わりのもう一枚のタイルを壁に当てて重ねます。その定規代わりのタイルの端に合わせて下のタイルにカッターで切り込みを入れると、ピッタリのサイズにカットできます。

複雑な形状の部分は、厚紙などで型紙を作ってからタイルに転写するとうまくいきますよ。カッターを入れるときは、一度で切ろうとせず、数回に分けて少しずつ刃を入れていくのがコツです。

賃貸の床DIYは置くだけタイプで快適に

今回は、賃貸でも安心して挑戦できる「置くだけ」タイプの床DIYについて解説しました。

カビやズレといったデメリットもありますが、適切な防カビシートの使用や丁寧な施工を行えば、リスクは大幅に減らすことができます。お部屋の雰囲気がガラッと変われば、毎日の生活がもっと楽しくなるはずです。ぜひ、自分だけのお気に入りの空間作りを楽しんでみてくださいね。

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