赤ちゃんが生まれて生活が一変すると、少しでも家事の合間に様子を確認したくて見守りカメラの導入を検討しますよね。でも、いざ買ってみるとベビーベッドのどこに設置するのが正解なのか、最適な位置や高さはどのくらいなのか迷ってしまうことも多いはずです。
特に僕たちのような賃貸暮らしだと、壁に穴を開けて専用の棚を取り付けるわけにもいかず、クリップやスタンドでどうにか代用できないかと試行錯誤することになります。配線が赤ちゃんに絡まないかという安全面も心配ですし、パナソニックなどの人気機種をうまく固定する自作アイデアや、100均グッズを使った工夫がないか探している方もいるのではないでしょうか。
この記事では、そんな悩めるパパ・ママのために、賃貸でも実践できる安全で見やすい見守りカメラの設置テクニックを徹底解説します。
記事のポイント
- 赤ちゃんの全身がしっかり映る最適なカメラの位置と高さ
- 賃貸でも壁を傷つけずに固定するクランプやスタンド活用術
- 絶対に避けたい配線コードによる事故を防ぐための安全対策
- 100均アイテムや少しの工夫でできるコスパ最強の設置アイデア
見守りカメラをベビーベッドに設置する基本の場所
まずは、見守りカメラ(ベビーモニター)本来の役割を果たすために、どこに取り付けるのがベストなのかを見ていきましょう。「なんとなく全体が見えればいい」と思って適当に置いてしまうと、肝心な赤ちゃんの表情が見えなかったり、最悪の場合、落下の危険があったりします。
僕が実際に試したり調べたりした中で、安全性と見やすさを両立できる基本のポイントを整理しました。
全身が映る最適な取り付け位置と高さ
結論から言うと、カメラを設置するベストポジションは「ベビーベッドの長辺側(柵が長い方)の中央」です。
頭側や足元側に設置してしまうと、どうしても死角ができたり、赤ちゃんが動いたときにフレームアウトしやすくなったりします。長辺の中央から、ベッド全体を見下ろすような角度(俯瞰)で設置するのが理想的です。
- 距離:赤ちゃんから1m~2m程度離す
- 視点:真横ではなく、少し高い位置から斜め下を向く角度
この距離感を保つことで、赤ちゃんの寝返りやちょっとした動きもしっかり捉えられますし、何より「赤ちゃんの手が絶対に届かない距離」を確保できます。つかまり立ちを始めたときのことまで想定して、高めの位置をキープすることを強くおすすめします。
柵にクランプやクリップで固定する方法
賃貸で壁に穴を開けられない場合、最強の味方になるのが「クランプ」や「クリップ」です。
多くの見守りカメラの底面には、デジカメや三脚と同じ規格の「1/4インチネジ穴」が開いています(一部機種を除く)。このネジ穴を活用すれば、市販のカメラ用クランプアームやクリップ雲台を使って、ベビーベッドの柵にガッチリと固定することができます。
この方法のメリットは、ベッドの縁に直接取り付けられるため、別途棚を用意する必要がないことです。ただし、挟み込む力が弱いと振動でズレて落ちてくる可能性があるので、耐荷重や対応する厚みをしっかり確認して選ぶようにしましょう。
配線コードによる事故を防ぐ安全対策
ここは本当に大切な部分なので、少し真剣にお伝えします。見守りカメラの設置で最も注意しなければならないのは、「電源コード(配線)による事故」です。
コードがベビーベッドの中に垂れ下がっていたり、柵の隙間から手が届く場所にあったりすると、赤ちゃんがコードを引っ張ってカメラが落下したり、最悪の場合、コードが首に絡まって窒息してしまうリスクがあります。
【絶対厳守】配線整理のルール
- コードは必ず「配線モール」や「結束バンド」で固定する。
- ベッドの柵の外側や、家具の裏側を通して、赤ちゃんから見えないようにする。
- 余ったコードは束ねて、子供の手の届かない高い位置や隠れた場所に収納する。
「少しくらいいいだろう」という油断が事故につながります。見た目をスッキリさせるためだけでなく、命を守るために配線処理は徹底してくださいね。
賃貸で壁に穴を開けない設置アイデア
「ベッドの柵には付けられないけど、高い位置から見守りたい。でも壁に穴は開けられない…」
そんな賃貸ユーザーにおすすめなのが、以下のアイテムを活用する方法です。
| 設置アイテム | 特徴・メリット | 注意点 |
|---|---|---|
| 突っ張り棒式ラック | 天井と床で突っ張る棚や柱を設置し、そこにカメラを固定。自由な高さに調整可能。 | しっかりと突っ張らないと転倒のリスクあり。定期的な緩みチェックが必要。 |
| 粘着式ウォールシェルフ | 強力な両面テープや石膏ボード用ピンで固定する小さな棚。 | カメラの重さに耐えられるか耐荷重の確認が必須。壁紙が剥がれるリスクも。 |
| カーテンレール活用 | 窓際のカーテンレールの上に固定したり、ぶら下げたりする。 | 設置場所が窓際に限定されるため、逆光で見えにくくなる場合がある。 |
最近は「はがせる両面テープ」も進化していますが、カメラのような精密機器を支え続けるには不安が残る場合もあります。個人的には、ディアウォールなどの「突っ張り柱」を一本立てて、そこにネジ止めするのが一番安全で確実かなと思っています。
周辺の家具や棚をスタンドに代用する
無理にベッドや壁に取り付けなくても、ベビーベッドの横にある「背の高い家具」の上を活用するのも一つの手です。
例えば、タンスや本棚、カラーボックスなどをベッドサイドに配置し、その一番上にカメラを置きます。これなら設置も簡単ですし、安定感もあります。
ただし、ただ置くだけだと地震やぶつかった拍子に落ちてくる危険があります。耐震マット(ジェルマット)をカメラの底面に貼ったり、ブックエンドで周りを囲ったりして、転倒・落下防止策は必ず講じておきましょう。
見守りカメラをベビーベッドに設置する際の工夫
基本の設置場所がわかったところで、次はもう少し具体的な「工夫」の部分に踏み込んでみましょう。「持っている機種はどう付ければいい?」「安く済ませるには?」といった疑問にお答えします。
パナソニック製モニターの取り付け実例
見守りカメラの定番、パナソニックのベビーモニター(KX-HC705など)。この機種はとても優秀なんですが、標準のままだと「置いて使う」か「壁掛けアダプター(要ネジ止め)」の二択になりがちです。
でも実は、この機種も工夫次第でいろいろな取り付けが可能です。底面に三脚穴があるタイプではない場合でも、以下の方法でカスタムしている先輩パパママが多いですよ。
パナソニック製モニターの固定アイデア
- 純正壁掛けアダプター + 結束バンド
付属のアダプターを壁にネジ止めするのではなく、結束バンドを通してベビーベッドの柵や突っ張り棒に縛り付ける方法。 - スマホ用クリップホルダー
カメラ本体を「スマホを挟むクリップ」で挟み込み、アームでベッド柵に固定する。(※締め付けすぎて壊さないよう注意!)
特に結束バンドを使う方法は、材料費も安く、現状復帰もハサミで切るだけなので簡単です。ただし、カメラ本体が落下しないよう、バンドは複数本使ってガチガチに固定してくださいね。
100均グッズで台座を自作するDIY
「専用のスタンドを買うのは高いし…」という方は、100均(ダイソーやセリア)へ走りましょう。アイデア次第で立派なカメラスペースが作れます。
よくある自作例としては、「ワイヤーネット」を使ったDIYです。
- ラベルワイヤーネットを結束バンドでベビーベッドの柵の外側に取り付ける。
- ラベルそのワイヤーネットに、ワイヤーバスケットや専用の棚フックを付ける。
- ラベルそこにカメラを設置し、配線もネットに沿わせて結束バンドで留める。
これなら、カメラの位置を上下左右に調整しやすいですし、コード類もネットの裏側に隠せるので赤ちゃんが触れず安全です。見た目もシンプルにまとまるので、DIY初心者さんにもおすすめですよ。
壁掛けブラケットを安全に使う注意点
製品に付属している、あるいは別売りの「壁掛けブラケット」を使用する場合、安全面でいくつか注意点があります。
まず、設置場所の材質を確認しましょう。石膏ボードの壁に普通のネジだけで固定すると、時間が経つとグラグラして抜け落ちてくることがあります。石膏ボード用のアンカーを使うか、下地(柱)が入っている場所を探して打つ必要があります。
また、ブラケットとカメラ本体の接続部分もしっかりロックされているか確認を。「カチッ」と音がするまで回し入れるタイプが多いですが、ここが甘いと振動で外れてしまいます。
万が一の落下を防ぐ固定具の選び方
どれだけしっかり固定したつもりでも、「もしも」は起こり得ます。特に赤ちゃんの頭上にカメラがあるような配置は、心理的にも不安ですよね。
固定具(クランプやスタンド)を選ぶ際は、以下のポイントをチェックしてください。
そして、念には念を入れて、カメラ本体とベッド柵を短い紐やストラップで繋いでおく「命綱」をつけておくのがベストです。これなら万が一スタンドが外れても、カメラがベッドの中に落下するのを防げます。
見守りカメラをベビーベッドに設置する手順まとめ
最後に、安全な設置までの流れを整理しましょう。
- 場所決め
ベッド長辺の中央、かつ赤ちゃんの手が届かない高さを確保する。 - 固定方法の選択
クランプ、棚置き、DIYなど、環境に合った方法を選ぶ。 - 設置作業
落下しないよう強固に固定し、できれば「命綱」もつける。 - 配線処理
コードをモールや結束バンドで隠し、窒息事故のリスクをゼロにする。 - 動作確認
アプリなどで映像を確認し、死角がないか、逆光で見づらくないかチェックする。
見守りカメラは、パパやママの「心の余裕」を作ってくれる素晴らしいアイテムです。だからこそ、設置による事故なんて絶対に起こしたくありませんよね。
「たぶん大丈夫」ではなく「これなら絶対大丈夫」と言えるまで、安全性にはこだわって設置してみてください。この記事が、赤ちゃんと過ごす快適なお部屋作りのヒントになれば嬉しいです!


